今日はやや辛口のまり姉です。
最近3年ぐらいで独立する人多いですよね!
結論から言うと固定のお客様が20名いないなら辞めるべきです。
スクールや専門学校など卒業してすぐ独立なんて無謀です。
広告のキャッチコピーやスクールに騙されないでくださ~い。
結構相談されるのでソコは厳しく答えています。
だって安易にやってみなよーって言えないですもん。
逆にまだ独立しないのー?っとこっちから質問する子ほど
しないっす(笑)
しかも誰かに相談している時点でまだ、そのタイミングでは無いって事だと思うんです。
どんどん増えていくリラクゼーションサロン。いいと思います。もっと増えればいいと思ってます。
だって実力が無いお店は淘汰されるだけだから。
開業は簡単。継続が難しい。
最近は1人サロンが増えてきました。
テナントを借りるよりもマンションや自宅の一部で開業出来るので自己資金が少なく低リスクの為です。
個人サロンが増えると店舗に働いてるセラピスト達は自分も出来るのではないか?っと夢を抱くものです。
開業は誰でもできます。
継続は誰でも出来ることではありません。継続はなんだって難しい。
この継続までのプロセスを考えて独立している人が少ないので今回は辛口です(笑)
お客様と一緒に成長して行く
とってもいいと思いますが
3年未満では経験値、知識量、技術力としてまだまだスタートラインに立ったばかりです。
まり姉自身もまだまだ足らないって思うことが日々多いです。
せめて2店舗以上の経験
もしくは店長以上の役職につき、経営や集客、更にはクレーム対応などこれらを最低でも経験すべきと個人的には思います。

リラクゼーション、エステ、整体、整骨院の経営は難しい
まずこちらをご覧ください。
国税庁の統計によると、
・設立1年で60%が倒産、廃業→生存率40%
・設立5年で85%が倒産、廃業→生存率15%
・10年以上存続する会社は6%
・20年以上存続する会社は0.3%ひとさぽメルマガより引用
まり姉は今まで50名程のスタッフと働いてきました。
そのうち独立開業したスタッフは10名。
リラクゼーションや整体、整骨院を開業していました。
現在もお店として継続しているのは
まり姉含めて3人です。7人は3年以内にお店を閉めています。
1番閉店まで早かったのは整骨院です。わずか7ヶ月で閉店。まぁ見切りをつけるのも大事な事です。
ちなみに現在も続いてる3人を詳しくみると
- Aさんは独立して7年目(テナント)
- Bさんは4年目(夫婦営業、テナント)
- まり姉3年目(テナント、共同経営)
更に、それぞれ3人の共通点を見ていきます。
- 店長経験がある
- 実務経験10年以上(独立時点で)
- 2店舗以上の経験
- テナントでの経営
- 指名数が多い
自分がプレーヤーから監督になる事それらをしっかり考えなければ3年は持ちません。
1人サロンやマンション営業でも経営に関してシビアなお考えの方はながーーく営業されています。
またファンが多いと思います。
広告出せば簡単でしょ?っと思っている方はお金の無駄になるので独立は諦めた方がいいです。
コンサルや広告会社の餌食になるだけですよ!
広告だけ出し、業者に作ってもらった文章ではお客様の心を動かす事は難しいです。
ベッドの回転数を上げるのか客単価を上げるのか?はたまた物販や回数券を導入するのか?
煮詰まって来ると思います。
ある程度はオープン前に考えておくことが継続していく近道になります。
場数を踏めばそれなりに対応方法が分かってきます。
ちょっとした事でサロンの評判を落とす=自分は出来ないんだ。
口コミに悪い事を書かれた=集客できない。
っと陥ってこの業界を離れていく人も見てきています。
それは違うんです。
ただ単純に経営について学んできていなかったから。
経験が足りなかったから。
考えが安易過ぎた結果だと思います。
固定客20名がいればスタートから安定したサロン運営が可能
この20名という数字は私が経験から出した数字です。
セラピストのボーダーラインと考えています。
(稼働日数に対して最低1日一人指名客が来ている計算)
20名より多ければ多いほどいいので最低ラインっと思ってください。
単純に客単価を6000円×20人=12万円
何もしなくても最低12万円の売上が確保できます。
もちろん新規集客も継続して行っていかなければいけないので
この20名に+αっとなってきます。
今現在20名以上の指名が取れていないセラピストは・・・取れるように自分のレベルを上げていくしかありません。
まとめ
開業は簡単だけど継続は難しい。
結構辛口かと思ったら・・・案外普通な記事になりましたw
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